「イベント等のプロモーションでもっと注目を集めたい」そんな時にはポスターを張り付けてアピールすることもあるのではないでしょうか?
大判プリントの達人で先日リリースした、「ホログラムポスター」は
その名の通りホログラムのキラキラとした輝きが特徴です。
通常のポスターと違った仕上がりで、注目を集めるにはぴったりなアイテムです。
そこで今回は、「ホログラムポスター」の魅力を解説するとともに、
様々なデザインでの仕上がりの違いの検証結果もご紹介!
デザイン制作の参考になれば幸いです。
ホログラムポスターとは
ホログラムポスターとは、ホログラム加工が施された用紙を使用したポスター印刷です。
見る角度や照明によってキラキラ輝く仕上がりが特別感を演出できちゃいます!
イベントや展示会、エンターテイメント施設やショップのPOPなどのシーンと相性バッチリ!
▼動画でも詳細をチェック▼
ホログラムの用紙の特徴
ホログラムはどんなデザインとも相性の良い、クリスタルのような形をしています。
※ポスターのサイズが変わってもホログラムのサイズは変わりません。
実際に用紙を壁に貼ってみました。
用紙の前面にホログラムが施されているため、光の反射で虹色にキラキラと輝いて見えます。
角度によってキラキラ具合が変わり、ある程度風景も反射しました。
光の当たり具合によって目がチカチカする場合がありました。
ホログラムポスターには、白押さえが必要!
ホログラムの用紙には、通常のポスター印刷で印刷するCMYKの4色デザインの下に、白押さえと呼ばれる白いインクを印刷します。
白押さえを印刷すると、ホログラムのキラキラ感を抑えることができます。
白押さえの作り方は、過去のブログでもご紹介していますのでよろしければご参考ください。
ホログラムのパネル印刷の仕上がり検証!様々なデザインで印刷してみた。
展示会やイベントの必須アイテムの1つ、パネル印刷。1つあるだけでも壁に張ったり、手に持ったり、入口のアイキャッチに使ったりと万能アイテムですよね。
大判プリントの達人ではこの度「ホログラムポスター」に続き、「ホログラムパネル印刷」もリリースいたしました!通常のパネルと違った、キラキラとした輝きが注目を集めます。
今回は新商品「ホログラムパネル」を様々なデザインで印刷してみました。仕上がりの違いをご紹介したいと思います!
ホログラムパネル印刷とは
ホログラムパネルとは、ホログラム用紙の上から印刷を行ったパネル印刷です。
見る角度や照明によってキラキラ輝き、周りの視線をくぎ付けにできちゃうアイテムです。
イベントではもちろん、ショップのプロモーションツールとしても活躍できます。
ホログラム用紙やポスターについては以下のブログをご覧ください
ホログラムパネルの商品ページはこちら
ホログラムポスターには、白押さえが必要!
ホログラムの用紙には、CMYKの4色デザインの下に「白押さえ」と呼ばれる白いインクを印刷します。
白押さえを印刷すると、ホログラムのキラキラ感を抑えることができます。
白押さえは-0.1mmにするのがオススメ!
左:デザインより-0.1mm小さい 右:デザインと同じ
インクの特性上、白押さえはデータ上の大きさより広がる傾向があります。 白押さえを作成する場合、デザインより-0.1mm小さく作成するとはみだしが目立ちにくいです。
白押さえの作り方は、過去のブログでもご紹介していますのでよろしければご参考ください。
\7/31(水)17時まで!無料キャンペーン開催中/
実際に様々なデザインで印刷してみました!
検証するデザイン
今回作ってみたデザインはこちら!
全7パターンで検証しています。
パターン1 デザイン:ロゴのみ サイズ:370✕370 白押さえ:あり | |
パターン2 デザイン:夜景と番長(キャラクター) サイズ:515✕363 白押さえ:一部のみ作成 | |
パターン3 デザイン:番ちゃん(キャラクター) サイズ:A3 白押さえ:一部のみ作成 | |
パターン4 デザイン:音楽イベントその1 サイズ:A3 白押さえ:一部のみ作成 | |
パターン5 デザイン:音楽イベントその2 サイズ:A3 白押さえ:一部のみ作成(中央ロゴは白押さえ無し) | |
パターン6 デザイン:人物と背景 サイズ:255✕385 白押さえ:無し | |
パターン7 デザイン:人物と背景 サイズ:515✕340 白押さえ:あり パターン1:ロゴマークのみ |
パターン1:ロゴマークのみ
データはこちらです。さて、どのような仕上がりになるのでしょうか?
背景は印刷せず、ロゴマークのみ白押さえを作ってみましたが、
背景は用紙の質感そのままのため、結構ギラギラとした印象になりました。
ずっと見ていると目がチカチカしてきます。
近くで見るとこのような感じ。
ロゴの後ろには白押さえをしているため、印刷はしっかり見えます。
パターン2:番長(キャラクター)
続いて、大判プリントの達人公式キャラクターの「オオバン番長」のデザインです。
番長以外の背景は白押さえを印刷していないため、ホログラムのクリスタル模様が表現できました。
カラーの印刷を上から行うと、印刷していない状態の用紙の特徴であった「虹色の輝き」が抑えられ、落ち着いた印象になりました。
目はちかちかしません。
パターン3:番ちゃん(キャラクター)
次もキャラクターデザインです。
イベント風のポップなデザインですが、どのような仕上がりになるのでしょうか。
文字と窓の中のキラキラがアクセントになったデザインになりました。
先ほどの全面背景白なしも味があって良いですが、一部だけキラキラもいいですね。
ピンクと黄色の落ち着いた輝きもおしゃれ
白押さえのある部分も、よ~くみると若干キラキラが見えました。
紺色や黒など色の濃い部分は見られませんでした。
パターン4:音楽イベントその1
続いて、音楽イベント風のロックなイメージのデザインです。
一部のみ用紙の質感がそのまま出ているため、虹色のキラキラした反射がアクセントになっています。
日付やテキストは約2~3mmほどですが、しっかりとキラキラが確認できました。
ミラーボールをイメージした細かなデザインもしっかりキラキラしていました。
パターン5:音楽イベントその2
先ほどと同じデザインですが、中央のロゴに白押さえをなくしてみました。
ロゴの部分は文字自体にグレーのグラデーションを使ったデザインがされています。
用紙の上からグレーが若干印刷されているため、落ち着いた輝きになりました。
デザインが白に近い部分はホログラムの虹色の輝きが見えます。
ロゴの部分をアップするとこのような感じです。
先ほどの白押さえありと比べてみると……?
白押さえがある方はキラキラした仕上がりが消え、印刷がはっきりと見えていることがよくわかります。
パターン6:人物と背景その1
続いて人物や風景のデザインで印刷してみました。
まずは白押さえを全く作らないものですが、どうなるのでしょうか……?
全体的にホログラムがかかった質感で、写真が白色に近い部分は
白押さえもCMYKの印刷もしていないため用紙の質感がそのまま出ています。そのため、一部分だけが虹色の輝き、
カラーが乗っている部分は落ち着いた輝きのミックスのような仕上がりになりました。
また、ホログラムは角度によって見え方が異なるため、
角度や照明の位置によっては顔の表情が見えにくくなりました。
パターン7:人物と背景その1
最後に、先ほどのデザインで白押さえを全面につけてみました。
全面に白押さえをつけているため、ホログラムのキラキラ感がなくなってしまいました。
こちらであれば普通のポスターを制作した方がよさそうです……。
パターン3の番ちゃん(キャラクター)デザインは白押さえのある場所もキラキラが少し見えましたが、こちらは目立ちませんでした。
白押さえの印刷は、同じK100%でデータを作成しても濃度の個体差が生じます。そのため、色や個体差によってキラキラが出てしまう場合があるのですね。
まとめ
最後に、すべてのデザインを並べてみましょう。
検証して分かったこと
- 白押さえを作らない部分はホログラムのキラキラが見える
- 白押さえをつけずカラーのみ(CMYK)を印刷すると、用紙特有の虹色の輝きが抑えられ、落ち着いた仕上がりになる
- 写真はホログラムによって見えにくくなる場合があるため、注意が必要
ホログラム用紙はキラキラ輝く点が非常に個性的です。
ただ、通常の白い用紙と違った特徴をもつ分、データ上のデザインと実際の仕上がりに差が生じやすくもあります。
今回のブログがデザイン制作の参考になれば幸いです。
キャンペーン開催中!
面倒な白押さえ制作作業の代行サービスが2024年7月31日(水)17時まで無料!
追加料金なしで、画像1枚の入稿でOKです。