小さいシールを大判印刷で作れる?多面付けで試してみた

試作・検証

こんにちは!大判プリントの達人のデータ担当です。

当サービスは、普段B3サイズ以上の大きなポスターやシーる素材などの印刷を得意としていますが、
小さくてかわいいデザインもやっぱり好き!

ということで、今回は「オリジナルの小さいシールを作ってスマホをデコレーションしてみたい!」と思い至り、またもや様々な複雑な形のシールを製作してみました。

普段は大きなサイズをカットする機械で製作してみましたが、果たして無事きれいに作れるのでしょうか??
検証の様子をレポートしていきたいと思います!

今回のチャレンジは…ステッカーボム風のスマホケース!

完成イメージはずばり「ステッカーボム」風です。

ステッカーボムとは、スケートボードや自転車、パソコンなどに、ステッカーを大量に貼り付けて表面を埋め尽くす表現のこと。個性が光ってとても魅力的ですよね✨

今回はその雰囲気をイメージして、Illustratorを使ってデータを作ってみました。
普段はできない余白が少なめにした、カラフルでポップなデザインを27種類用意しました!

普段は当社の入稿ガイドに沿ったデータを作成しますが、今回は特別。
余白が多いと貼り合わせたときに寂しく見えるので少なくしてみましたが、ずれがどの程度になるか少し不安です。

完成したら、以下のようにスマートフォンにデコレーションしようと考えています。

かなりごちゃっとしていますがこれがまたかわいらしいですね♪
これぞステッカーボム!といった感じになることを祈ります。

では早速、肝心の仕上がりを見ていきます。
果たしてきれいに製作できているのでしょうか?

再剥離シールに印刷してみた

今回は、糊が残らず綺麗に剥がすことのできる再剥離シールを使用しました。
再剥離タイプは、一度貼ったあとも貼り直せるので、デコレーション用途にはとても便利だと思い、こちらを選びました!

実際に印刷・カットしたものがこちら。

パッとみると綺麗に見えますが……!?

よく見ると、カットラインはかなりずれてしまっている部分が……!!
塗り足しはつけたものの、ずれが大きい箇所は白が出てしまっているものもありました。

この特にずれているプリンのデザインをはがしてみます。

残った台紙をみると結構ずれていることが分かりますね。

小さく、複雑なデザインほど少しのズレが目立ちやすいことを改めて実感しました。
普段出力している大判サイズではあまり気にならない誤差も、小さいシールになるとシビアになるのだなと感じました。

カット精度を検証(1円玉との比較)

その中でも特に私が注目していたのは「大判プリントの達人」の「達」です!
漢字ということでかなり細かく、小さいのでどのような仕上がりになるか楽しみにしていたのですが、、

きれいに小さい「達」ができました!!
普段は大判サイズのものを取り扱っているので小さいシールをみると感動します。

1円玉と並べるとこのような感じになります。

とても小さいことがお分かりいただけるでしょうか?

「達」の一番カットの幅が狭い箇所はなんと約0.2mm。
今回比較的きれいにカットできているように見えます。

シールをはがした台紙がこちら

やはりだいぶずれてしまっていますが、シールが台紙に切れずに残っていました!

ちなみに今回制作したデザインの中で一番小さいデザイン「の」も1円玉と並べてみました。

とっても小さい!ですが案外きれいにカットすることができています。
「の」の抜きの部分はカットを行なっていないため難易度は低めだったのかもしれませんね

普段は大判サイズばかり見ているので、逆に小さなものを精密にカットできると、機械の可能性を再発見したような気持ちになります。

ただ、食い込みの幅・長さ・角度など、デザインによっては今回のようにカットできない恐れがあるのでまだまだ修行が必要そうです。

スマホケースにデコレーションしてみた

それでは、これらのシールを実際にスマホケースへ張り付けてデコレーションしていきたいと思います!


今回シールを貼る際に使用したものはピンセット!
ピンセットだと細かい箇所もきれいに貼りたい箇所に貼ることができて便利でした。

ペタペタ…シールを重ねるほど楽しい雰囲気になってきました。

貼りながら気づいたのは、印刷機の不具合でデータ上にはない線が印刷されてしまう箇所があったこと。
カットラインが細かすぎるデザインや塗り足しの少なさは、不具合を引き起こしやすいようです。

今回は以下のデザインが

こうなりました。カットラインの近くに線が出てしまいました。

今回は試作のため、線ははさみでカットしました。
(もちろん実際の商品の場合は、検品して不具合のない印刷でお届けしておりますのでご安心ください!)

そんなこんなで、完成!

いかがでしょうか?

かなりイメージに近いものができたのではないでしょうか??

実際に手にもって見ても、ごちゃっとしたデザインがとても目立ってかわいいですね!


小さいシールを作ってみた結果

実際に試してみて分かったことは、思ったよりも印刷・カットも表現できた!ということ

ただ、以下のような点もわかりました。

  • サイズが小さい分、少しのズレでも目立ちやすい
  • 細かすぎる文字や線はぎりぎり再現できた
  • データによってはバグや印刷ずれが発生する可能性あり

小さいシールはとてもかわいいですが、大判印刷の延長として作ると「カット精度」「作業性」にはもっと工夫が必要だと感じました。

普段は大きな印刷物を扱っているだけに、細かいカットが綺麗に仕上がると技術的にも嬉しくなりますね。

大判プリントの達人で小さいシールを頼める?

大変申し訳ないのですが、
普段大きなサイズ、緩やかなカットで製作を行うことが多い印刷機を使用しているため、大判プリントの達人では再細かいカットや小さなシール単体の商品や、複数面付でのカットまでのご対応は現状難しくなっております……。

ただ、簡単なカットであれば、サイズが多少小さくても手作業で切ることができます!

もし、小さめのシールをたくさん作りたいという場合には、弊社ではB3以上の「定型サイズ」のシールでご注文いただき、デザインをそのサイズ内にうまく敷き詰めていただく形でご対応が可能です。具体的には、弊社で1枚の大きなシールを印刷し、その後ご自身でハサミやカッターナイフなどでカットいただく形になります。

▼入稿イメージ

こちらの画像のように、実際にトンボをつけたデータを複数配置した入稿データでご注文いただき、納品後にカットされるお客様もいらっしゃいます!

手作業が必要になりますが、その分、お手軽にシールを複数枚作成できるので、少量での製作の際はご検討いただけると幸いです。

注意点は、小さい・幅が狭いデザインは大きいサイズよりもどうしてもはがれやすくなってしまう点です。
ご自身でカットされたことによる剥がれについては保証の対象外となってしまいますので、ご注意下さいませ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は小さいシールを大判印刷で多面付けし、実際にスマホケースへデコレーションしてみました。
多少のズレなどはあったものの、1円玉以下の細かいシールも何とか再現することができました。

本来は大きな印刷物が専門ですが、「ここまで細かいカットもできたよ〜」という技術的なお話として楽しんでいただけたら嬉しいです。
みなさまもぜひ、自作のシールでスマホやノートをデコレーションしてみてください♪

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